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新米パパママ必見!小学校用絵の具セットの選び方と注意点

  • toyokyozai
  • 6月12日
  • 読了時間: 7分

更新日:7月4日

水彩絵の具で花と人物を描いている様子

小学校入学を控えたお子さんを持つ親御さんにとって、初めての絵の具セット選びはちょっとした悩みどころですよね。この記事では、そんな新米パパママのために、後悔しない絵の具セット選びのポイントを詳しく解説します。


購入は必須?学校販売と市販品の違い


結論から言うと、絵の具セットの購入は小学校の図画工作の授業で必要となるため、基本的に「必須」です。

購入方法には大きく分けて2つあります。


学校販売品(封筒販売・サイト申し込み: 小学校から配布される封筒、もしくは申し込みサイトを通じて購入する絵の具セットです。学校で推奨されるメーカーや規格に沿っているため、先生方も使い慣れており、授業がスムーズに進むメリットがあります。
市販品(Amazon・楽天市場・大型スーパーなど): 文具店、大型スーパー、デパート、オンラインストアなどで購入できる絵の具セットです。デザインや機能、価格帯が非常に豊富で、お子さんの好みや家庭の予算に合わせて自由に選べるのが魅力です。

学校販売・店舗・ネット通販のメリット・注意点


学校販売の特徴と封筒注文の流れ

  • メリット:

    • 学校を通して購入する製品なので、授業内容に合った適切なセット内容です。

    • 先生方が使い慣れているため、指導もスムーズです。

    • みんなと同じ物を使う安心感があります。

    • 注文の手間が少なく、学校で配布される一覧から選んで申し込むだけで済みます。

  • 注意点:

    • 価格やデザインの選択肢が限られている場合があります。

    • 注文期間が決められているため、期間内に手続きを完了させる必要があります。


大型スーパーなど店頭で実物を選ぶときのコツ

  • メリット:

    • 実際に絵の具セットを手に取って、素材感やサイズ感、重さを確認できます。

    • お子さんと一緒にデザインを選べるので、納得して購入できます。

    • 疑問点があれば、店員さんに直接質問することができます。

    • 購入後すぐに持ち帰ることができるため、急いでいる場合にも便利です。

  • 注意点:

    • 比較的リーズナブルな物も販売されていますが、価格が安い物は絵の具の内容量や色数、耐久性・機能性などに注意が必要です。


Amazon・楽天市場など通販で購入する場合のポイント

  • メリット:

    • 豊富な品揃え: 多数のブランドやデザインの中から、お子さんの好みに合ったものを見つけやすいです。

    • 自宅でじっくり比較: 時間を気にせず、様々な商品を比較検討できます。

    • レビュー参考: 実際に購入した人のレビューや評価を参考にできるため、使用感や品質について事前に情報を得られます。

    • 価格比較: 同じ商品でも複数のショップから販売されていることが多く、価格を比較して最安値で購入できる場合があります。セール期間中はさらにお得になることも。

    • 自宅へ配送: 重い荷物を持ち運ぶ手間がなく、自宅まで届けてくれます。

  • 注意点:

    • 信頼できるショップを選ぶ: 出品者の評価や返品・交換ポリシーを確認し、信頼できるショップから購入しましょう。

    • セット内容を細かく確認: 写真だけでなく、商品説明文で絵の具の色数、筆の種類、付属品などを確認します。

    • 配送期間と送料: 必要な時期に間に合うか、送料がかかる場合は合計金額をしっかり確認しましょう。

小学校で使用する道具のセット内容とその役割

一般的な小学校用絵の具セットに含まれる主な道具とその役割は以下の通りです。


水彩絵の具: 一般的に12色または12色13本のチューブタイプです。
混色でよく使用する白が2本入っている13本セットが便利です。
発色が良く、水で溶けやすく、色を混ぜやすいものが適しています。小学校では水加減の調整で透明水彩のようにも不透明水彩のようにも表現ができる、半透明の絵の具を主に使用します。
(例:サクラクレパス「マット水彩」、ぺんてる「エフ水彩」)
片手で開けられるワンタッチ式のキャップが便利です。また、洋服についた絵の具が洗濯で落ちやすいタイプの絵の具もあります。
サクラマット水彩マルチの絵の具
パレット: 絵の具を溶かして色を作るための皿です。プラスチック製で、複数の仕切りがあるものが軽くて使いやすいでしょう。一般的なプラスチックは水を弾きやすい性質があるため、水を弾きにくい特殊加工が施されたものを選ぶと、パレットの上で色の確認や混色がしやすいです。
絵の具のパレットとスケッチブック
筆: 大(14~15号)・小(6号)の2本組が一般的です。水の含みが良く、穂先がまとまりやすいナイロン製が主流です。学校によっては特大の筆を用意するように案内される場合があります。必要に応じて買い足しましょう。
なお、使用後に筆にキャップをつけると、穂先の傷みやカビの原因になります。キャップがついている場合ははずしたら捨てましょう。
大小の絵の具筆
筆洗バケツ: 筆を洗うための容器です。複数の仕切りがあるタイプは、きれいな水と汚れた水を分けて使え、水の入れ替えの手間が省けます。折りたたみ式やコンパクトなタイプもありますが、小学校では主に4槽式の四角い大きな筆洗が主流です。
色水が入った筆洗バケツ
画筆ケース: 筆をまとめて収納し、穂先を保護するためのケースです。
雑巾またはスポンジ: 絵の具や水を拭き取るために使います。学校によっては個人で準備を指示されることもあります。
バッグ: これらの道具全てを収納し、学校への持ち運びを楽にするためのケースです。

男の子・女の子別デザインや使いやすさの違い

デザインは、お子さんが絵の具の授業を楽しく感じるための大切な要素です。


  • 男の子向けデザイン: 迷彩柄、シンプルな無地、スポーツ関連など、クールでかっこいいデザインが人気です。

  • 女の子向けデザイン: 花柄、リボン、スイーツ、ユニコーン、キラキラしたモチーフなど、かわいらしいデザインが好まれます。


絵の具セットは6年間使用します。ストライプ、チェック、シンプルな無地など、飽きがこないデザインも人気です。お子さんの好みや長く使えるかを考慮して選びましょう


使いやすさに関しては、性別による大きな違いはありませんが、お子さんの身長や、持ち運びのしやすさなどを考慮して選ぶことが大切です。


おしゃれで機能的なバッグの選択術

絵の具セットのバッグは、見た目だけでなく機能性も重視したいポイントです。

  • 素材: 軽量で丈夫なポリエステル製や、合皮などが主流です。

  • 機能性:

    • メッシュ生地: 通気性が良く、絵の具の湿気を逃がし、カビの発生を抑える効果が期待できます。

    • 通気口: バッグ内に通気口があるものも、湿気対策に有効です。

    • 撥水加工: 絵の具や水がこぼれても安心な撥水加工が施されていると、お手入れが楽になります。

    • 持ち手: 手提げだけでなく、ショルダーベルトが付いていると、両手が空くため持ち運びがぐっと楽になります。


汚れにくさ・持ち運びやすさ・通気性などの評価基準

  • 汚れにくさ: 撥水加工の有無や、絵の具がついても拭き取りやすい素材かを確認しましょう。濃い色や柄物だと、多少の汚れが目立ちにくいというメリットもあります。

  • 持ち運びやすさ: お子さんが自分で持てる重さであること、持ち手がしっかりしていること、ショルダーベルトの有無などがポイントです。

  • 通気性: メッシュ素材や通気口があることで、使用後の湿気がこもりにくく、カビの発生を防ぐことにつながります。

まとめ|子供が楽しく使える絵の具セット選びで失敗しないために

小学校の絵の具セット選びは、お子さんが小学校での新しい生活にスムーズに適応し、図工の授業を心から楽しむための大切な第一歩です。

今回のガイドでご紹介したポイントを参考に、ぜひお子さんにぴったりの絵の具セットを見つけてあげてください。

  • まずは学校が推奨する道具の内容を確認しましょう。

  • お子さんの好みを取り入れつつ、使いやすさや機能性も重視することが大切です。

  • 汚れにくさ、持ち運びやすさ、通気性といった点も考慮すると、長くきれいに使えます。

  • 学校販売、店舗、ネット通販それぞれのメリット・デメリットを理解して、ご自身のライフスタイルに合った購入方法を選びましょう。

お子さんが選んだ絵の具セットで、たくさんの素敵な作品を生み出してくれることを願っています!


絵の具セットを肩からかけている女の子

トーヨー教材のネットショップ


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